【インプラントVS入れ歯】メリット・デメリットを解説

松川 眞敏
松川 眞敏
この記事の監修者
医療法人社団「朋優会」理事長。歯科医師・インプラント専門医。国際インプラント学士会(I.C.O.I.)メンバー。米国インプラント学会(A.O.)アクティブメンバー。欧州インプラント学会(E.A.O.)メンバー。O.S.I.アドバンスドトレーニングコース 講師。
https://e-implant-tokyo.com/smile-implant/

失った歯を補うには、どうすればよいのでしょうか。おそらくこの記事を読んでいるほとんどの方が、「インプラント」か「入れ歯」を検討しているのではないでしょうか。

 

そこで今回は、インプラントと入れ歯のメリット・デメリットを比較しながら、どんな人がどの選択をとるべきかについてみていきます。

目次

(1)インプラントのメリット

インプラントは、人工の歯根(インプラント)をあごの骨に埋め込み、そこに義歯をかぶせることで、まるで本物の歯のように自然な噛み心地を実現する方法です。

 

見た目が美しくなるため、多くの芸能人もインプラントを埋め込んでいるといわれています。では具体的に、インプラントにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

(1-1)見た目がキレイになる

虫歯・歯周病・事故などで歯を失ってしまったり、歯並びが悪かったりすると、当然、見た目が損なわれてしまいます。これでは自信を持って人前で笑うこともできませんよね。しかしインプラントを埋め込めば、芸能人のような美しい歯並びになります。

 

人工歯根を埋め込んでいるため、「つくりものの歯だ」と周囲に気づかれにくいこともうれしいメリットの一つです。

 

歯並びがキレイになると、自分に自信が持てるようになり、人生が前向きになります。これは決して、大げさなことではありません。キレイな笑顔には、人を魅了する力があるのです。

 

うつむきがちで自信なさげに喋る人よりも、まっすぐ相手の顔をみてハキハキ喋る人に魅力を感じるのは、誰しもが認めるところでしょう。

(1-1)見た目がキレイになる

虫歯・歯周病・事故などで歯を失ってしまったり、歯並びが悪かったりすると、当然、見た目が損なわれてしまいます。これでは自信を持って人前で笑うこともできませんよね。しかしインプラントを埋め込めば、芸能人のような美しい歯並びになります。

 

人工歯根を埋め込んでいるため、「つくりものの歯だ」と周囲に気づかれにくいこともうれしいメリットの一つです。

 

歯並びがキレイになると、自分に自信が持てるようになり、人生が前向きになります。これは決して、大げさなことではありません。キレイな笑顔には、人を魅了する力があるのです。

 

うつむきがちで自信なさげに喋る人よりも、まっすぐ相手の顔をみてハキハキ喋る人に魅力を感じるのは、誰しもが認めるところでしょう。

(1-2)短時間で施術が終わる

「人工物をあごの骨に埋め込むのだから、入院が必要になるのでは?」とお考えになる方がしばしばいらっしゃいます。

 

しかし実は違うのです。インプラントは確かに外科手術ですが、施術自体は複雑ではなく、たった一日でインプラントの埋め込みが完了します。

 

当日は仮歯を装着することになりますが、実質的にその日のうちに丈夫なインプラントの歯を手に入れたのも同然です。

 

「インプラント手術をしていることを知られたくない」「大げさにしてしまうと職場や友人に知られてしまう」と懸念している方にとっては、かなりのメリットがあるのではないでしょうか。

 

たった一日で芸能人のような美しい歯並びを手に入れることができるなんて、夢のようですね。

(1-3)取り外す必要がない

インプラントに一度人工歯を装着してしまえば、よほどのことがない限り取り外すことはありません。

 

毎日しっかりブラッシングを行い、口内環境を清潔に保てば、本物の歯のように安心して使い続けることができますよ。そのため、自分の歯がインプラントであることを忘れてしまう人もいるくらいです。

(1-4)自分の歯のようにものを噛める

あごの骨に人工歯根をしっかりと埋め込むため、どんなものを食べてもグラついたり、うまく噛めなかったりすることがありません。自分の歯のような自然な噛み心地で食事を楽しめるというのは、インプラントのなかでもとくに特筆するべきメリットだといえます。

 

この見事な嚙み心地は、残念ながら入れ歯では到底実現不可能です。「自分の歯を失ったあとも食事を楽しみたい」「好きなものを好きな時に食べられるような暮らしがしたい」という方には、インプラントがベストチョイスです。

(2)インプラントのデメリット

インプラントのデメリットは主に4点があります。施術を検討している方は、必ずかかりつけの歯科医師と相談のうえ、慎重に決めるようにしましょう。

(2-1)費用が高額になる

インプラントは自由診療であるため、費用が高額になってしまいます。もちろんそれに見合うだけのメリットはありますし、インプラント専用のローンを用意している歯科医院もありますが、「すぐに費用を工面するのは難しい」「他にも月々に支払っているローンがある」という方は、あまり無理をしないほうがいいでしょう。

(2-2)外科手術を伴う

施術自体は短時間で終わるものの、インプラントが立派な外科手術であることは強調してもし過ぎることはないでしょう。

 

手術の際は、「骨の厚みが十分か」「糖尿病などの持病を抱えていないか」「骨粗鬆症ではないか」といったいくつかの注意点を考慮したうえで行われます。

 

インプラント手術においては推奨されていない持病がある場合は、インプラントを望んでいても実行できないこともあるため、あらかじめその点には留意しておく必要があります。

(2-3)骨が薄い場合は手間がかかることも

骨が薄いとインプラントが想定通りに固定しない恐れがあります。骨の厚みが十分ではないとわかった場合は、インプラント手術そのものを諦めるか、骨造成治療を行い、人工的に骨の厚みを確保することになります。

 

骨造成を行う場合は、当然ですが当初の想定よりも時間がかかってしまいます。

(2-4)インプラント歯周炎のリスク

インプラントはブラッシングやフロスを丁寧に行うことで十分に清潔を保つことができますが、まれに細菌感染が原因で「インプラント歯周炎」という歯肉の炎症を引き起こす可能性があります。

 

症状が進行すると、あごの骨が溶けてしまい、インプラントそのものがグラついて最終的には抜け落ちてしまうのです。誰でもなる病気ではありませんが、インプラント歯周炎のリスクについては常に念頭に置いておかなければならないでしょう。

(3)入れ歯のメリット

さて次に「入れ歯」のメリットについてみていきましょう。入れ歯は、失った歯を補う方法のなかでもっとも手軽な器具です。保険適用のタイプから自由診療タイプのものまでバリエーションが豊富で、予算やライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

(3-1)低コストで失った歯を補える

「歯にそこまでお金をかけたくない」という方には、入れ歯がぴったり。確かに、失った歯の本数が少なければ、多少使いにくくても入れ歯で十分に対応できます。

 

気が変わって「もう少しよいものを」と考えるようになったら、多少お金をかけてしっかりした作りの入れ歯にスイッチすることも可能です。

(3-2)手術しなくていい

手術をしなくても失った歯を補えるのは、インプラントにはないメリットです。手術によるリスクとは無縁ですし、「自分の身体に人工物を埋め込みことに抵抗がある」という方も安心です。

(4)入れ歯のデメリット

入れ歯のデメリットは主に3点あります。費用が安くてお手軽ですが、その分だけ手入れの面倒さや使い心地の悪さが目立ちます。

(4-1)見た目が悪い

近年は造形技術が発達し、見た目が自然の歯に近い入れ歯も増えてきましたが、入れ歯の見た目に“不自然”な印象を与えてしまうデメリットは依然として課題だといえるでしょう。「人にどう見られているか気にしてしまう」という方が入れ歯を選択する際は、くれぐれも注意が必要です。

(4-2)噛み心地が悪い

インプラントとは違い、入れ歯は歯茎で義歯を支えることになるため、噛む力が伝わりにくいという性質があります。

 

そのため、食べ物を思うように噛むことができず、ストレスを感じてしまうことも……。自分の歯を失っても食事を楽しみ続けたいという方には、あまり入れ歯は向いていないかもしれません。

(4-3)取り外しが面倒

入れ歯は毎日取り外して洗浄する必要があります。自宅で歯磨きをする前に行う場合はそれほど苦痛ではないかもしれませんが、旅先や宿泊先では「人目が気になる」という別の意味での苦労もあります。

 

気心の知れた仲間やパートナーの前で入れ歯を外すのは苦ではないかもしれませんが、それほど仲のよくない同僚や上司、異性として気になっている相手の前では、入れ歯の洗浄はかなりの勇気を必要とするでしょう。

(5)インプラントと入れ歯はどっちがいいの?

以上みてきたように、インプラントと入れ歯には、それぞれメリット・デメリットがあり、一人ひとり向き・不向きがあることがわかりました。「どちらを選ぶべきか悩んでいる」という方のために、特徴をまとめました。

 

【インプラントが向いている人】

・費用が高額になっても構わないから見た目をキレイにしたい

・自分の歯のように食事を楽しみたい

・手術をすることに抵抗がない

・糖尿病や骨粗鬆症などの持病がない

・人目を気にしやすい

 

【入れ歯が向いている人】

・なるべく費用は安く済ませたい

・人目はあまり気にしない

・いずれお金を貯めてインプラントにするつもりだ

(6)まとめ

今回は、インプラントと入れ歯のメリット・デメリットを比較してみました。

 

どちらが相対的に優れているかということではなく、大切なのは現在の自分が求めていることや予算などの都合に合わせて賢く選択するということです。

 

たとえば、「いまはまだお金を工面できないが、いつかインプラントにしたい」というのであれば、資金を貯めている間、入れ歯を使用するというのも方法の一つです。

 

インプラントと入れ歯のどちらにするべきか迷ったときは、まずは焦らずにかかりつけの歯科医師に相談してみましょう。

この記事が気に入ったら「評価」ボタンを押してください!

★★★★★

評価する